海外旅行の必須アイテム「パスポート」の新規申請が、2025年3月24日よりついにオンライン化!
これから海外旅行を控えていて新規申請予定だった方には朗報ですよね。
今回は、パスポート申請オンライン化について詳しくまとめてみました。
また最後にパスポートケースも紹介しています。
海外旅行前にチェックしてみてくださいね!
CONTENTS
オンライン申請(3つのメリット)

2023年3月27日より、パスポートの更新(切替申請)については、全国でオンライン申請が可能になっています。
それに加えて2025年3月24日からは、新規申請もオンラインで可能になります。
2023年度の日本人のパスポートの保有率は、17%(6人に1人の計算)にまで落ち込んでいるようなので、このオンライン化により取得数の増加も期待されているのではないでしょうか。
(1)窓口に行くの1回(受け取り時のみ)でOK
これまで申請時と受取時の2回、パスポートセンターに行く必要がありました。
またパスポートセンターでは、土・日・祝日には申請受付を行っておらず、平日も夜は窓口が閉まってしまいます。
そのため、仕事を休んで申請に行く必要があり、平日仕事がある方にとってはこの点もかなり負担となっていました。
今回のオンライン化で、受取時だけ窓口に行けばよいことになるので、かなり申請が楽になりますよね!
(2)戸籍謄本の提出が不要
オンライン申請は、マイナポータルから申請を行います。
そのため戸籍情報が連携されるので、わざわざ戸籍謄本を取得し提出する手間を省くことができるのも、大きなメリットです。
(3)申請手数料が割安に(クレジット決済可)
窓口申請よりもオンライン申請の方が、申請手数料が安くなります。
また、オンライン申請の場合、手数料の支払いにクレジットカードを利用することができます。
詳しい比較表は、本記事後半の「その他の変更点➀」で解説しているので、確認してみてくださいね。
次は、オンライン申請のやり方について紹介します。
パスポートのオンライン申請やり方

オンライン申請は、マイナンバーカードを使ってマイナポータルから行います。
国外からの申請の場合は、オンライン在留届(ORRネット)経由で申請が可能です。
ここでは、申請のやり方について簡単に紹介しますが、詳しくは関係機関へ直接お問い合わせください。
準備が必要なもの
- マイナンバーカード
- マイナアプリをインストール(スマートフォン)
- 有期間内のパスポート(切替申請の場合)
以下3点が揃っていることを確認してください。
➀利用者電子証明書
➁券面事項入力補助用のパスワード
(数字4桁)
➂署名用電子証明書のパスワード
(大文字英字と数字を含む6桁から16桁)
スマートフォンにアプリを事前インストール!
マイナポータルアプリを事前にインストールしておきましょう。
パソコンから申請する場合も、マイナンバーカードの読み取りにマイナポータルアプリをインストールしたスマートフォンが必要です。
有効期間内のパスポートをお手元に!
切り替え申請の場合は、お手元に有効期限ないのパスポートを準備のうえ、マイナポータルから申請を行いましょう。
オンライン申請の流れ
- マイナポータル(トップ)>さがすから「パスポート」で検索
- 「パスポート(旅券)申請」を選択
- 申請する手続を選択
- パスポートの受取窓口を選択
- 顔写真(パスポート用)と自署(サイン)を撮影(※1)
- 申請者情報を入力(※2)
- ※1:事前に撮影したデータをアップロードすることも可能
- ※2:マイナンバーカードに記載の氏名と一致が必須
- マイナンバーカードを読み取り(スマートフォンから)
- 現在有効なパスポート(切り替え変更の場合)を読み取る
- 入力情報に間違いがないか確認
- 署名用電子証明書を付与し申請データを送信で申請完了!
- 申請の状況はマイナポータルの「申請状況照会」で確認可能
※申請の詳細については、マイナポータルの公式サイトからご確認ください。
- マイナポータルから「交付予定日」を確認(審査完了後に通知)
- 申請から交付までは約2週間
- 窓口に行き手数料を支払いパスポートを受け取り!
※各窓口の詳細は、こちらの外務省ウェブサイトでご確認ください。
有効期間や受取期限に注意!
海外旅行に慣れていないと、渡航期間がパスポートの有効期間内あればOKと思っている方も多いですが、渡航先によって必要なパスポートの残存有効期間が異なります。
空港でチェックイン時に有効期間不足が判明し、渡航できなかった…。という悲しい失敗談も耳にします。
そんなことにならないよう、パスポートの有効期間を早めに確認し、1年未満であれば切替申請しておくのがよいでしょう。
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目安としては、入国時には90日以上の残存期間があると安心だよ!
日本国籍の方のハワイへの渡航は、帰国時まで有効なパスポートがあれば最低限OK。ただし飛行機が飛ばなかったなど、帰国が延期になることも想定されるので、有効期限には余裕をもっておきましょう!
忙しい方がやってしまいがちな、早めに申請はしたものの受け取りに行けないというパターン。
パスポート発行後「6か月以内」に受け取らなかった場合、発行したパスポートが失効し受取不可となります。
さらにパスポートを受け取らずに失効させてから、5年以内に再申請した場合、手数料が通常より6,000円も高くなってしまうようです…。
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パスポートを申請したら必ず「6ヶ月以内」に受け取ろう!
次は、パスポート申請に関するその他の変更点についても見ておきましょう。
その他パスポート申請に関する2つの変更点

ここでは、オンラインでの新規申請が可能になることのほか、2つの変更点をまとめました。
変更点➀:パスポート申請手数料
2025年3月24日以降、新規申請のオンライン化に伴い、申請手数料も以下の通り改定されます。
窓口申請の場合は現行料金から値上げとなりますが、オンライン申請の場合は値下げとなりますので、「オンライン」を選択するのがお得です!
手続き方法 | 改定前 (~2025/3/23) | 改定後 (2025/3/24~) |
---|---|---|
窓口 | 16,000円 | 16,300円 |
オンライン | 16,000円 | 15,900円 |
手続き方法 | 改定前 (~2025/3/23) | 改定後 (2025/3/24~) |
---|---|---|
窓口 | 11,000円 | 11,300円 |
オンライン | 11,000円 | 10,900円 |
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手数料がかかるので5年後パスポート不要!という方以外は10年で申請するのがお得!
変更点➁:偽造対策|セキュリティ大幅強化
2025年のパスポートでは、偽変造対策として顔写真のページがプラスチック化されます。
これは、利用者に直接影響がある変更点ではありませんが、これによりセキュリティが大幅に強化されます。
2025年3月24日以降も、現在発行済みのパスポートは引き続き有効期間まで使用可能です。
※詳細は、外務省のウェブサイトで確認してください。
パスポートをオンライン申請で楽々発行!海外旅行を楽しもう♪

今回この記事では、2025年3月24日より開始されるパスポート新規発行のオンライン化について詳しく紹介しました。
マイナンバーカードをお持ちの方であれば、簡単にオンラインから申請を行うことができます!
- マイナポータルから楽々申請!
- 受取時の1回だけ窓口に行けばOK
- オンライン申請の方が手数料が安い!
- オンライン申請の場合クレジットカードが利用可能
- セキュリティ面も強化される
- 発行済パスポートは有効期限まで利用可能
- 申請から発行まで2週間程度かかる
このように、オンライン申請にはメリットがたくさん。
忙しい共働き夫婦がオンライン申請を利用しない手はないですよね!
ただし、この変更によりこれまで各都道府県で行われていた作成業務が国立印刷局に集中することになります。
申請から発行までには、約2週間程度かかるとされているので、余裕をもって申請するようにしましょう!
パスポートと一緒にパスポートケースもあると旅行気分がぐっと高まります♪
レザーのパスポートケースに名入れしてもいいですし、ハイブランドのパスポートケースも素敵ですね!
ルイヴィトン
憧れのハイブランドアイテムでも
パスポートケースであれば手が出せるかも!
少し高くてもお気に入りの
ブランドパスポーケースを身に付ければ
楽しい旅行の気分をさらに
アップさせてくれること間違いなし♪